前回に引き続き、Piz.Nair（ピッツ・ネイル）に登ったときの記録その③です。
■Piz Nair（ピッツ ネイル）登頂記①
■Piz Nair（ピッツ ネイル）登頂記②
前回は、Alp Suvrettaに到達した所までを書きました。今回は遂にPiz.Nair（ピッツ・ネイル）山頂まで登ったときの様子を書きます。
Alp Suvretta（アルプ・スヴレッタ）から、St.Moritz（サン・モリッツ）へ行く道と、Piz.Nair（ピッツ・ネイル）に行く道が分かれます。
そこで2人の登山者（アメリカ人とイスラエル人）に遭遇。しばらく雑談して一緒にPiz.Nair（ピッツ・ネイル）に向かいます。
ハイキングコース右手にLej Suvretta（スヴレッタ湖）が見えます。写真の右下の方から白い線が続いていますが、これはSt.Moritz（サン・モリッツ）へと向かうハイキングコースです。
↓さらに登ってからスヴレッタ湖を撮影。
Piz Nairへの登頂にはいくつか登山道があって、なだらかな道と険しい道があるようでした。
一緒に登っていた2人組は険しい道を行くということで、分岐点で分かれました。我々は傾斜の少ない道を選びました。傾斜が少ないという事は、それだけ歩く距離が長いという事でもあります。
最後、Piz Nairに到着してみて、なだらかな道は、かなり歩く距離が長いという事が分かりました。しかも、Piz Nairの山頂に上るには、どっちにしろ最後急な道を登らなくてはいけないということも後で分かりました。最初から険しい道を登った方が良かったかも知れません。
さて、Piz Nairへのなだらかな道を進んでいきます。ちょうどPiz Nairの斜面をぐるっと巻きながら登っているイメージ。しばらくすると前方にはPiz.Surlej（ピッツ・スールレイ）、Piz.Murtel（ピッツ・ムルテル）、Corvatch（コルヴァッチ展望台方面）が見えてきます。
さすがにロープウェイは見えませんが、展望台らしきものは見えました。
右手はPiz.Julier（ピッツ・ユリア）、Piz.Albana（ピッツ・アルバナ）が見えます。
回り道ですが、これはこれで景色が良く気持ちのいい道だでした。途中この道をMTB（マウンテンバイク）で向かってくるライダー何人かとすれ違いました。
道は山の斜面にあり、もちろん柵などはなく一歩間違えれば斜面を数百メートル転げ落ちてしまうというかなり危険度の高い道です。
とても自分じゃこんな道を自転車では漕げないと思いました。女性ライダーもいたので凄いの一言です。慣れればどうってこと無いのかもしれませんね。
そんなこんなで山の中腹をぐるっと周りサンモリッツ側に出てきました。結果的にあまり高度は稼げず、ただ、山の中腹を横切っていただけ、という感じがします。
↓Surlej（スールレイ）のロープウェイ乗り場が見えます。
↓Piz.Nair（ピッツ・ネイル）の山頂の方を見ると、ロープウェイの乗り場が見えました。結構まだ登らなくてはいけません。300ｍくらいでしょうか。
↓Piz.Nair（ピッツ・ネイル）に向かうロープウェイが見えました。
↓リフト発見！と喜んだのもつかの間、スキー用のリフトのようで、止まっていました。
ここでスキーをすると本当に気持ち良さそうですね。
↓ここからPiz.Nairへ上ります。
そこから山頂へはかなり登りのきつい道がありました。既にかなりの距離を歩いて生きたので、山頂に向かうべきか否か迷いましたがせっかくココまできたので、最後まで頑張ろうという事になりました。
↓ちょうどロープウェイの通っている真下を歩く感じです。
これまでと違い傾斜がきつくなかなか進めませんが一歩一歩、歩を進めます。来た道を振り返ると結構登ってきたことが分かります。何人かのハイカーとすれ違いました。
↓20分置きにロープウェイが頭上の方を通りますが、かなりのスピードです。さっきまで晴れていたのに、いきなりこんなに天気が悪くなってしまいました。
↓頂上が見えてきました。
↓途中曇ったり晴れたりコロコロ天気が変わりましたが無事に山頂に登頂。
↓少し肌寒かったので、山頂のレストランでコーヒーで暖を取りました。
ここからサンモリッツまではロープウェイとケーブルカーを使って降りる事に。さすがにもう歩けません。
ロープウェイからシュタインボックを運よく見る事が出来ました。かなり絶壁にいたのですが、すごい脚力、バランス力ですね。
ケーブルカーからはマーモットが沢山見れました。
↓サンモリッツへ近づいてきました。
↓サンモリッツからPiz.Nairに向かうケーブルカーの入り口（出口）です。ちょっと分かりづらいですね。
↓サンモリッツの街中の公衆時計はOMEGA（オメガ）。さすがスイスです。
↓サンモリッツからホテルのあるポントレジナまではエンガディンバスで帰りました。かなり長かった1日でした。
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